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自民党【朝日新聞社説20040728】

このたび自民党の青木幹雄氏が参院自民党の幹事長から議員会長に昇格したらしいです。
・・・おかしいですね。先の参院選で自民党の選挙の数値目標を設定した責任者だったはずなんですが、その目標を達成できずに敗退したにもかかわらずの昇格です。
それだけでなく自民党ではその参院選挙の結果をどうやらうやむやにしてしまおうとの心づもりのようです。一番重い責任の取り方をすると述べていた安部幹事長も責任を取る様子がありません。
かつての自民党は良くも悪くもこうではなかったと思います。それは、次期政権を狙う有力者が現政権の失政を今か今かと手ぐすね引いて待っていて、きっかけがあればそれに取って代わろうと跳梁跋扈していたからです。
それだけではありません若手の議員集団が政治改革を求めて執行部を突き上げるような活気もありました。
しかしながら今の自民党にはそのような活力がないようです。次期政権を狙おうにも今小泉政権と取って代わっては世の中の民主党への流れをより強めてしまいかねない。今なんとか食い止めていられるのは小泉首相の改革への姿勢(それも今や口だけになりがちですが)と国民的な任期によるものだとわかっているからでしょう。そのような中で火中の栗を拾おうとするような元気のある政治家がいないという事でしょう。
また小泉首相は青木氏を議員会長にする人事について、改革を推進するために責任を果たしてもらうというような発言もしているようです。しかし青木氏は自他共に認める抵抗勢力のドンです。そのような人に改革の推進役ができるはずもなく、またそんな期待をするようになってしまった小泉改革はいったいどうなってしまったのかと思わざるを得ないでしょう。
国民の人気と支持によって政権をになってきた小泉首相の民意を軽視する姿勢がここへ来て一段と強まっているように思えます。結局は小泉さん、あなたもか・・・。となってしまわない事を切に祈りたいです。

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